参議院選挙

今こそ、吉田松陰先生の名言「夢なき者」が実現する社会を!

吉田松陰先生-名言
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昨日、ようやく参議院選挙の期日前投票に行ってきました。

事前に選挙区も比例区も投票する候補者を決めてましたので、投票自体は速攻終わりました!

空いてるだろうと午前中に行ったら、若干混んでてビックリでしたが、みなさんはもう投票お済でしょうか?

 

そして雌雄を決する7月10日(日)の参院選の結果はどうなるのでしょうね?当日は選挙特番をハシゴする流れになりそうです!!

若年層の投票率の低さへの懸念

先ほどNHKのニュースで、本日のこの時点で選挙に絶対行く+期日前投票をした人の割合が前回の同じ時期に比べて2%程低いという報道が有りました。



今の日本では、いろいろな問題がヤバい状況になっているというのに、選挙に行かない人が相当数いる様ですね。

う~~ん?どうなんでしょう、これは?

(私的には、あの候補者は何とか当選して欲しいな~という立候補者が10人位いるので、選挙に行かない人の選挙権を欲しい位です)

ここで、世代別の投票率の推移を見てみましょう。

 

世代別投票率 推移

引用元:総務省「参議院議員通常選挙における年代別投票率の推移」

これを見ると、平成25年の参議院選挙では20歳代で投票したのは約3人に1人、30歳代では投票したのは30歳代の半分に満たない人しか投票していない事が分かります。

若者世代が選挙にいかない理由をいろいろ検索してみたら、その理由で多かったものが、

・選挙当日に仕事や予定があり忙しかった 

・関心がない、誰に投票していいか分からない 

・自分が投票しても変わらないから

といったものが多く見られました。

自らを振り返っても、実際政治に関心を持ち始めたのは、社会人になってからでした。

給料から税金が引かれて、その引かれる額が大きく、ではその税金が実際にどんな事に使われているのかと考え、政治や経済というものに興味を持ち始めました。

 

今回の「18歳選挙」で高校生が選挙の授業などで政治に関心を持ち始める流れは、とても羨ましく良い事だと思います。

ただ若年層の投票率が低いままだと、政治家は選挙当選という目的の上では若年層への政策アピールの必要性を感じにくくなり、結果若年層を置き去りにしたまま政治が行われていく事で、より政治と若年層との乖離が進んでしまうのではないかという危惧があります。

若年層に漂う「無力感」

「草食系」という言葉がもてはやされて久しいですが、どうやら最近の若者は酒を飲まない、車に乗らない、スイーツ男子などと趣味や嗜好が大きく前の世代とは変わってきてる気がします。

なのでトヨタのCMやマツダのCMでも「ドライブは楽しい」や「be a driver!」などと車を持つこと自体への啓蒙活動をしていますね。

日本の将来としても、お家芸である車が売れなくなるのは、少子化も進むでしょうし、ダブルでヤバい状況な筈です。

 

また小泉政権・竹中氏が進めた派遣労働の製造業への拡大による非正規社員の増大や数年前まであった就職氷河期などで、就職面接を頑張って数多く受けても内定が貰えず..という状況は数年前にはテレビの特集などで良く見る光景でした。

 

職場で接するそういう若い世代は、妙に達観した、冷ややかな物の見方や考え方をする若者が多い様な気がします。

それはその世代が感じてきた、自分という内部要因よりも(社会のせいにする訳ではないでしょうが)社会動向という外部要因の方が大きく、努力がなかなか報われない事で「どうせ駄目だろう」という投げやり感に似た「無力感」ではないでしょうか?

これは、現在の日本にとっても大きな損失であると思います。

 

若年層がアクティブになり、例えば起業する人が増えれば雇用が増えますし、雇用が増えれば個人消費も増え、国の税収も増える事に繋がります。

またアメリカンドリームではないですが、「正しい方向で正当な量の努力をすれば、有る程度報われる社会」という夢のある社会が前提でなければ、「どうせやっても、ダメなんでしょ!」という社会では、そりゃ夢なんか持つハズがないですよね。

そう考えると、少なくなったとは云えアメリカンドリームが存在しつづけるアメリカという国は、ほころびながらも、やはり凄い国だと思います。

夢ある社会

よく聞かれる言葉で「良い大学に入って、良い会社に就職する事が一番」…ではなくて、

例えば陸上のマラソンが好きな高校生が、大学でマラソンを頑張り、その能力を買われて社会人でもマラソンを続けられ、社会人での競技人生を引退しても、指導者として仕事があり生活もしていけるだけ生業があるという様な。

それがマラソンなのか、声楽なのか、バスケなのか、様ざまなバージョンがあると思いますが、そういう成功ルートがただ一つだけでなく、複数ある事が子供の目の前に見えれば、子供も希望が拡がり、「荒れる」事も低減できるのではないかと思ったりしています。

 

この様に、今日の日本の課題は喫緊の課題がいくつもありますが、その解決の為にひとつひとつの数式を解くのではなく、課題と課題は裏で連関があるので、どちらかと言えば連立方程式を解く感覚の方が近いのではないでしょうか。

そういう夢が有る社会、夢を持てる社会、夢を応援する社会に、これからの日本をして行って貰いたいものです。「まだ見ぬ未来の日本人の為にも」

そういう社会を実現をする政治家を選択するのが、今回の参議院選挙です。

最後に吉田松陰先生の、夢についての有名な名言を!

吉田松陰先生-名言


駒崎弘樹氏の「選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由」が面白かったので貼っておきます!

女子は必読ですよ!是非ご一読を⇒ 「選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由」(blogosサイトへ)


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