スポンサーリンク
重版出来、面白いですね!!
スタートから見てますが、今期ドラマでは一番良いと個人的には感想ありますが余りネットでも記事になってない様な気がします。(自分が探せてないだけ?)
今日31日の第8話もかなり感動モノでした。
出版社が舞台で、漫画を売る部署に於ける編集者と漫画家との関わりを描いています。
重版出来8話では、前回に引き続き、今はやさぐれていて昔は売れていた漫画家牛露田獏が、デジタル書籍としての契約を締結するかどうかが一つの焦点でした。
牛露田の娘は、母が亡くなってしまったのは漫画家である父親の原因が大きいと感じておりそうではない事をバイブス編集長和田に正されて、娘自身も硬くなった心が少し軟化していく。
そして編集長和田の「出版業界も変わってきている。自分達も変わっていかなくてはならない」という言葉と娘の叱咤により牛露田自身も以前はバカにして見向きもしなかった電子書籍の契約に向かい契約を締結する。そして牛露田と娘の関係も少し晴れていく兆しを見せるというものでした。
重版出来8話の感想としては
今回も漫画を何とかして売ろうと頑張る編集者の情熱が感じられるストーリーでした。
その背後には、ただ会社に属するサラリーマンの使命としての売り上げだけではなく漫画を愛し、その漫画を描く漫画家への尊敬が感じられるものでした。だから今はやさぐれている伝説の漫画家牛露田を何度も訪れ、電子書籍の契約書を届け牛露田にお願いする。
また心に残ったのは、「出版業界も変わってきている。自分達も変わっていかなくてはならない」と和田編集長が叫んだ言葉です。ネットの物販への普及浸透によって、漫画の流通を取り巻く環境も変化して、書店で売るだけでなくネットというチャネルもオプションとして出版社も取り入れなくてはならなくなってきている現状を言った言葉だと思います。
これは現代のあらゆる業種にも言えるのかもしれません。
使い古された言葉「強いものが生き残るのではない。変化に最も適応できるものが生き残る」という言葉を思い出しました。
と同時に、和田編集長はこうも言っています。
「漫画に対する思いだけは、変わってはいけない。」
ちょっと政治家にも似てるかもとか思いました。自分の理想とする信条は貫き、変化に対応する為に微調整していく。トピック的には、「日本を取り戻す事は変えない。が、消費税については名目GDPを増やすことそして税収を増やすことが目的なので、今回は2年半増税を延期する。」変化に対応できない政治家は不要ですよね!!
ちょとというか、かなり話逸れました。重版出来の第8話を見ながら、こんな事もいろいろ考えてしまいました。
ただの出版社のドラマではありません。生き方とか有るべき姿など、いろいろ考えさせてくれる重版出来!第8話でした。次回も楽しみですね!!